カジノでのパーレー法

カジノでの賭け方の戦略にはいろいろありますが、その中の一つにパーレー法と呼ばれるものがあります。
これは、少ない資金でも大金を手にするチャンスがあるということで、現実的には多くの人にとって意味のある賭け方でしょう。
ただ、大金を手にするチャンスがある一方で、多くの場合にはある程度の金額を失うことになりますので、その覚悟は必要です。

しかしながら、カジノでゲームをする以上、ある程度の金額を投資することはほぼ想定の範囲内でしょう。
想定していた以上に多くのお金を失ってしまうことだけは避けたいけれども、賭けをして遊ぶという時間はそれだけで楽しみでもあるわけで、他のいろいろなことにお金を使うのと同じく、ある程度のお金を使うことまで一切嫌がる人はあまりいないはずです。

その一方で多少なりとも大金を手にするチャンスはあるということで、これは多くの人がカジノに求めていることと一致しているでしょう。
この意味でパーレー法は賭け方の戦略として基本に据えて良いと言えるものです。

パーレー法の基本はある意味で単純です。
なお、この賭けは勝つ確率がほぼ50%で、勝ったときの倍率が2倍となるようなゲームで用いるのが適しています。
このような賭けはどこにでもありますから、問題となることはないでしょう。

そして、最初の賭けにおいては、予め決めておいた一定単位のお金を賭けます。
普通はさほど大きくない金額にしますので、ここでは話の都合上1ドルとしておきましょう。
別に、資金に十分に余裕があるという人は10ドルを単位とするようなことでも構いません。

そして、ある回の賭けに勝った場合、次の賭けでは払い戻し額の全てを賭けます。
もしある回の賭けに負けた場合は、次の賭けでは最初と同じく予め決めておいた一定単位のお金を賭けるようにします。
基本的にはこれだけのルールです。

具体的にどのようになるのかをちょっと見てみましょう。
最初に1ドルを賭け、勝ったとしますと払い戻しは2ドルです。
2回目はこの2ドルをそのまま賭けます。
2回目も勝てば払い戻しは4ドルとなり、3回目は4ドルを賭けることになります。
ここで勝てば8ドルの払戻しです。

もう分かるでしょうが、勝ちが続く限り、払い戻し額は倍々ゲームで増えていくことになります。
5連勝すれば32ドル、10連勝でもしようものなら1024ドルの払い戻しになるわけです。
それだけ大金を手するするチャンスがあることが理解できるでしょう。

もちろんそんなに幸運が続くとは限らないのは当然のことです。
ですが、連勝を続けている間は、その前の賭けで得た金額をそのまま次に賭けているに過ぎず、自己資金を使っているわけではありません。

自己資金は最初の1回目に賭けた1ドルだけです。
例えば4連勝後に5回目で負けたとすれば、次の6回目の賭けではまた自己資金の1ドルを出すことになりますが、失うお金はこのように賭けに負けた回数分だけの1ドルに留まることが分かります。

つまり、何度ゲームをしようとも、最大でも失う金額は全敗したときのゲーム回数分のドルに過ぎず、十分にコントロールできる範囲内のものでしょう。

パーレー法で重要なポイントは、何連勝すればそこで止めるかというのを予め決めておくことです。
連勝が続く限り倍々で増えていくわけですが、カジノでそうそう連勝が続くものでもないでしょう。

これくらいまで増えれば十分に満足できるという数字を最初に決めておくことで、せっかくある程度のお金を得たのに次に負けてしまって失ってしまうという事態を避けることができます。
この方法で自己資金をしっかりとコントロールしながら大金を手にするチャンスを窺ってみてはどうでしょうか。